お疲れ様です。
バスケットボール、サッカー、クリケット
世界3大競技人口が多いスポーツとよく言われていますが、
正直どれも興味がないでお馴染み、tigerです。
スポーツ自体にに興味がなくても、スポーツ漫画は別腹っ。なんて方も多いかと思います。かく言う私もその口です。
今回、ご紹介する作品は、サッカー漫画の金字塔を生み出した巨匠「高橋陽一」の一大サッカー漫画……じゃないほう、
【-蹴球伝-フィールドの狼 FW陣! 】
週刊少年ジャンプにて1999年に連載が開始されました。
連載話数は、わずか15話と、俗にいう打ち切り漫画と言われている作品です。
(単行本は全2巻ですので、漫画喫茶やブックオフなどで見かけたら10分くらいで読み終えます。オススメです。)
キャプテン翼の爆発的な人気で、日本のサッカープレイヤーの人気がMFに集まってしまった為、
本作では、ストライカーを主人公にして、フォワードの人気向上を勝ち取ることを目論んでいた。と、高橋先生は語っています。
主人公の【陣】は、翼くんとは真逆な性格で、モラルや道徳心が皆無の傲慢家です。
(この漫画が打ち切りになった大きな要因が主人公に感情移入できないことじゃないかと….)
こんな陣ですが、交通事故で父・母・弟を失っている。という激重な過去を持っています。
陣がサッカーをする理由も、弟がサッカーを好きだったから、弟の為にやっているという。鬼の目にも涙なキャラクターです。
そんな陣が、死んだ弟の為に手始めに何をするかというと…….
弟のいたサッカーチームをブン取ります。(弟のため?らしい)
いきなりで、理解が出来ない方も多いかと思います。ですが、これも弟のためなのです!(???)
「俺がチームを日本一にするから、俺が勝ったらチームをくれよな。」という、スポーツマンシップに唾を吐くような暴挙です。
そんな無茶苦茶なことあるかよ。って思っていたら、監督も監督でその試合を引き受けてしまいます。
そこで、陣は気づくのです。陣サイドには陣を含め選手は2人しかいない….(2:11でサッカーって、どゆこと??)
だからこの滅茶苦茶な試合を引き受けたのか。と、理解した陣ですが
フツーに活躍してフツーに得点を重ねます。
陣の活躍で審判も良く思わず、陣に対して明らかに贔屓な判定をしだします。
(これで対等に戦えてる相手チームってどうなんだ?)
最終的に、陣は2:11という圧倒的な不利ですら力でねじ伏せ、圧倒的な勝利と弟がいたチームを勝ち取ります。(マジ茶番)
そこから、新生【陣サッカーチーム】は全国制覇を目指すべく、地獄の特訓や選手同士の絆の高め合いなど、は、せずに
他チームの最強選手をブン取りに行きます。(???)
陣お得意の、「俺が勝ったらお前んとこの選手くれよな。」発動です。
ここから、怒涛の最強選手勝ち取りラッシュが始まり、
気づけば元々チームにいたメンバーはベンチにすらいない状態です。(まさに外道)
そんな陣をよく思わない選手が陣打倒のため、チームを結成し殴り込みにきたり
突然のラブコメを入れてきたり、キャプ翼のキャラをぶっこんできたりと滅茶苦茶になってきたところで
試合終了(打ち切り)の笛が鳴り響きます。
~まとめ~
キャプテン翼の陰に隠れた迷作
作品としては、駄作だが「キャプテン翼」という土台がある分、一変してギャグ漫画としてみることができるので
そういう面では、一級品ではないかと思います。
話のタネ程度に、ブックオフにあったら立ち読みくらいしてみて下さい。
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