お久しぶりです。isacomです。

今回は僕がこの世で一番美味しいと思うカレーのお話。

 

先日、学生時代から7年程住んでいた街。小田急線、祖師ヶ谷大蔵駅にある定食屋「キッチングリーン」のカレーを食べに行きました。

 

駅の改札を出て、祖師谷商店街を日大商学部方面に5分程歩くと、古い美容院のようなたたずまいの定食屋、【キッチングリーン】がある。お店はマスターだけでやっているカウンター10席の店。

 

学生時代、僕と同じようにキッチングリーンの虜になったグリーンジャンキー3人(高校の友人)と数年ぶりに行ってきました。

 

友人達と僕が住んでいた祖師ヶ谷大蔵の話をすると、必ずキッチングリーンのカレーの話題が出る程、皆の心を鷲掴みにする程のカレー。

思い出補正かな?いや、そんな事はないよ。間違いなく大人になった今行っても旨い。じゃあ確かめに行こうといった経緯で確かめに行った次第である。

 

自宅から、小田急線の参宮橋駅までわざわざ歩き、キッチングリーンのカレーを食べに行く為だけに電車に乗り、祖師ヶ谷大蔵駅まで行く。グリーンのカレーにはそれだけの魔力があるのだ。

 

祖師ヶ谷大蔵駅に着き、開店後、20分程しての到着。昔と何も変わらない「キッチングリーン」がそこにはあった。

 

懐かしい扉を開き、

僕「4人いけますか?」

 

マスター「すいません。あーちょっと。。」

 

先客の存在を察した僕は、「外で待ってますね。」

 

マスター「すいません。」

 

少し老けたが、昔と変わらない気が弱そうで人柄の良いマスターだ!(僕)ニヤリ。

 

15分後、先客達が出てきたのを確認しようやくお店に入る。

 

僕「大丈夫ですか?」

 

マスター「すいません。どうぞ。(笑顔)」

 

「カツカレー750円」と、「ヒレカツカレー850円」を2つずつ頼みワクワクしながら待つ。

 

マスター「すいません。」とお水をくれる。

 

10分程マスターの慣れた手つきで調理をする光景を皆で見守る。

 

マスター「すいません。」スプーンをくれる。

 

マスター「すいません。お待たせしました。」待ちに待ったカツカレーがカウンターに置かれる。

 

皆「目をきらきらさせながら。笑顔のアイコンタクト」

 

昔と変わらない、これだ!という匂いのドロッとした真っ黒なカレーとサクサクのトンカツ。

数年ぶりにグリーンのカツカレーを頂いたが、思い出補正なんてとんでもない。

やはりいくつになっても旨い。

至福の時間を福神漬け、小さいカリカリ梅、からし達と遊びなら過ごす。

 

各自、徐々に食べ終わり、

皆「やっぱグリーンのカレーは旨いわぁー」

 

友人の1人が、

「学生の頃、よく来てたんですが僕等の事覚えてますか?」

 

マスター「えっ、あーーーーーーーーー。。。すいません。照れ。」

 

皆「大笑い」

 

 

最後に、

「すいません。」の一言と表情のバリエーションで多彩な表現力を持ち、人柄の良さがにじみ出ているマスターの笑顔があるからこそ、何年経ってもグリーンジャンキー達はその魔力に引き寄せられるのだと悟ったのであった。

マスター、先日はご馳走さまでした。美味しかったです。

また、伺います。

 

食べログ:キッチングリーン

 

 

 

この記事を書いた人

I.U