~君はただ「会社」から言われたとおりに働き続けるのか?~
いまあなたがここにいること、すなわち会社で業務を行うことは会社や上司、人事部長がそうさせているのではなく自分でそうすることを選択しているんだ。
しかし、いつまで経っても言われたことしかできない人間は、環境が変化すると生き残れない。企業において、上司から適切な問題文を与えられない環境では、自らの頭で問題文を作り出すことが求められる。Howを知っている人でなく、Whatを考えられる人、価値を生み出す人こそ必要なのだ。
上司のポジションのイメージを持って働く。
自分が考えたアイデアを、今度は金を出す資本家の立場になって考えてみる。
リスクやリターンについて、事業家の立場(借りる側)から見ていた時とは全く異なる世界が見えてくるはずだ。
組織を使って世の中で何を成し遂げたいのか、貢献したいのかを考える。
できるかできないかを考えるとたいていのことはできないと思えてします。そうでなくて、やるかやらないか。
ビジョンを持つ、企業のビジョンと個人のそれとの接点を作る
ビジョンと重なりを持つと自立的に動くようになる。
ビジョンは、事業計画の前に必要なこうありたいという姿。
それがなければ社員たちがどこに向かっていいか分からないはずだ。
ポジティブアプローチ
- 強味・価値を発見する
- どうありたいか、最大の可能性を描く
- 現実的達成状態を共有化する
- 新しい取り組みを始める
ビジネスプランはとても大事。でもそれに固執することなく、次々とビジネスプランを作ることはもっと大事だ。ビジネスプランとはそういうものなんだと思う。
七転八倒、のた打ち回った揚げ句の成功体験で、人は成長する。
それが私自身が感じたこと。人の成長が組織の成長なんだよ。
プロフェッショナルとして仕事をする覚悟を持つ
成果に拘る、人に依存しない、環境のせいにしない
我々の間にはチームプレーなどという都合のよい言い訳は存在せん。あるとすればスタンドプレーから生じるチームワークだけだ。お互いに頼ろうとしてパフォーマンスを落とすな。突破口は、それぞれの自分の個人の力なんだ。
下足番を命じられたら、日本一の下足番になってみろ。
そうしたら、誰も君を下足番にしておかぬ。
自分がどれだけの価値を生むか考える。
成果をあげるための第一歩は、時間の使い方を記録することである。
優れた経営者、組織のリーダーというのは、道なきところに道をつくる人だと思うのです。目の前に壁が立ちふさがっていたら、それこそ、坑道を掘り、空を飛び、海を泳げばいい。目標に到達すれば、どんな手段だっていいわけです。
出来ない写真ほど自己評価が高い。
会社でやる意味を常に意識する。
会社のリソースを使い倒す
社外のネットワークをつくる
自己承認と自己確立 ⇒ 他者承認と感謝
人間は優れた仕事をするためには、自分一人でやるよりも、
他人の助けを借りるほうが良いものだと悟ったとき、偉大なる成長を遂げる。
ひとつ確実にいえることは、リスクをとって難易度の高い仕事をやらない限りは、飛躍的な成長はないということだけだ。
機会を逃すな。人生は全て機会である。一番先頭に行くものはやる気があり、思い切って行動する人間である。安全第一を守っていてはあまり遠くへボートを漕ぎ出せない。
学習しない× 受け身で業務をこなしてきた× 組織に同化、同質化している×
上司と喧嘩しない
アサーション(意見を持ち主張する仕方を練習する)
相手に言うべきことを率直にきちんと表現することが重要。これはI am OK you are OK,
つまりWin-Winを指向するのだ。アサーションにも当然相手に対するリスペクトとその場に相応しい表現は必要だ。
肯定的、前向きな表現をする。
誠実な一言は、心にも無き百万言の賛辞に勝る。
影響力
どうやって及ぼすかの仕組みを知る
人を動かすには、相手に重要感を持たせる。相手が自分のことを重要と思ってくれている人に対して、悪い感情を持つはずはない。
返報性:人は、相手から受けたもの、恩、譲歩などに応えようとする。
好意性:人は、好意を抱いた相手の頼みごとはつい受け入れてします。
業績の高いリーダーが部下の笑いを引き出す回数は、平均的なリーダーの三倍
野心は習慣性のある心でもあります。
勝気に人って非難されたりもしますけど、一度も勝ったことがない人は勝気にさえなれない。どんなに小さなことからでもいい。人に認められる快感を味わい、勝った記憶を積み上げていくと、人格だった変わっていくんです。
チャレンジ(挑戦をし続けることでしか成長はない)
仕事でクリエイティブに活躍する人は、プライベートでもクリエイティブに生活している。
なぜならプライベートで様々な挑戦をし、結果的に新しいネットワークを作っている人は、そこで仕事へのアイデアを得ているからなんだ。
世の中に失敗というものはない。チャレンジしているうちは失敗はない。あきらめた時が失敗である。
~著者あとがき~
自分のことは自分でしか責任をとれないし、全てのことは自分が選択した結果なのだ。
一方、企業に勤めていると分からないかも知れないが、実は企業に勤めているということは、ものすごいパワーやリソースをふんだんに使えるということであり、中小企業、ベンチャー、個人事業主からすると羨ましいと思うことがたくさんあるのだ。それを自覚し、それを使いこなすことによって、個人や小さな組織ではとてもなし得ない大きなことを実現していく。それこそが企業に勤める醍醐味ではないか。
そんな恵まれた環境にいる、という自覚を持てたら、受け身でやらされ感をもって毎日過ごしているのは、あまりにもったいないではないか。
そのことにひとりでも多くの企業人に気づいてもたえたら幸いだ。もし、君のことに気づき、行動を変え、行動を起こしたら、今の自分からは想像できないくらい君の可能性は無限に広がり、どこでも活躍できるのだ。
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