お世話になっております。
人生で一番美味いと思った料理は、仙台市にある「みずさわ屋」のバター肉ごはん。
こと、BTW営業部tigerです。
本来、ラーメンの箸休めの為に開発したのですが、そもそものラーメンより美味く、
バター肉ごはんを食べにくるお客さんのが多くなってしまった、ちょっと変わったお店です。
みなさんが人生で一番美味い!と思った料理は、何でしょうか?
今回ご紹介するのは、そんなお話…..
【極道めし】
【極道めし】は、グルメ漫画家のクエンティン・タランティーノこと土山 しげる先生 至高の一作
この時代錯誤なキャラクターデザイン、ついつい息をのんでしまう豪快な食事シーン。みなさんどこかで見たことがあるのではないでしょうか?
そうです。あの「喧嘩ラーメン」や「食キング」「喰いしん坊!」を描かれている土山 しげる先生です。
「土山しげる先生」
~あらすじ~
この漫画を簡単に解説すると、
「受刑者が人生の中で一番うまかった料理を、獄中で話して仲間内で生唾を飲む漫画」です。
そして、グルメ漫画でありながらメインの食事シーンは、ほとんどありません。
いえ、食事シーンが無い。というより、自分一至高の食事をしていた過去を話ながら、生唾をごくっ!ってするだけです。
ただ、受刑者の一番美味かった料理話を永遠と話されても盛り上がらないので、一つゲームを設けました。
それは、一番うまい料理の話をしたやつが、毎年みんなが正月に楽しみにしている獄中一の料理、
「おせち」
その好きな一品をどれでも一つ相手から奪える!という権利
(優勝賞品がショボい!只でさえ登場人物の9.5割が受刑者ってだけで感情移入がし辛い作品なのに、好きな一品を一つかよッ!)
って思われたと思います。
全く同感です(笑)
ですが、さすがの土山ワールド!
侮るなかれ、そんなお題目も関係なしに食事シーンがメッチャ美味そう….
この「おせち料理争奪戦」、美味かった料理の話をするわけですが、
結局、どんなに美味い料理を食べた経験を話したところで、聞かされている方は本当に伝わっているのでしょうか?
めっちゃ伝わってます(笑)
なんなら、となりのおっさん二人は、エアラーメンしちゃってますね。
~まとめ~
刑務所内で出される食事は、カロリーから栄養量など法務大臣の訓令で定められており、
ご飯は、麦3:米7の比率で炊かれるなど、受刑者の健康を第一に作られています。
故に、甘いものや極端にしょっぱい料理がほとんど出ないとの事です。
それを知った土山しげる先生は、度重なる刑務所への取材を経てこの作品が生まれたと語っていました。
土山しげる先生の描く食事シーンは、泥臭く・上品さにかけるシーンがとても多いです。
ですが、これが美味いモノを食べている人間本来の姿ではないでしょうか。
美味しそうな料理をうまく書くことも必要ですが、それを一心不乱に食べる姿に私は心を打たれました。
少しでも気になった方は、下記URLより立ち読みが出来ますので読んでみてください。
《ソク読み》
極道めし
https://sokuyomi.jp/product/gokudoumes_001/CO/1/
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