よう!
俺っちだ!kousakusanだ!
社員旅行に行ってきたぜ
なんでも今回の夕飯はBBQって奴だが、自分で全部やるらしい。
でだ、江戸っ子はもたもたしてらんねぇって事で、俺っちが炭熾しを買って出たってわけだ。
そこで今日はよぅ、貴様らに炭の熾し方を教えてやろうってんだ。耳の穴かっぽじってよく聞きやがれってんだw
よくいるだろ、BBQで火がつかない奴ら!
おうよ、炭なんてえのはそうそう簡単に火はつかねえもんなんだ。
木ってえのはよう、繊維と金属からできてんだよな。それが酸素と繊維がくっついて可燃ガスを出して燃え、あとは金属が灰になって残るってことなんだとよ。
ようするに炭っていうのは、木に酸素をちょっとしか与えない状態で蒸し焼きにするもんだから炭素だけが残って炭になるって事なんだ。
炭の炭素=C 空気の酸素=O2 が炭の表面で結び付くことでCO2に変化して燃えるんだよ。
でも、不純物が炭を作る過程で無くなっているんで手前で可燃ガスを出すことが出来ず、野郎は火をだして燃え上がることが出来ねえってんだ。
しかも、ガス(気体)より固体は活性化するのが遅いからなかなか燃焼するまで活性化しない。
わかるか?ちょこっとの着火剤で表面を少し炙ってもCO2に変化するまで炙ってやらない限り一生つかねえって事だべらんめ。
って事はよ、このCO2に変化して、自分の熱で活性化するまで熱してやればいいって事だろぉ。
そこで、必要なのは大量の酸素と熱量だ!
おめえさんたち、煙突効果って知ってるか?
上昇気流ってやつだ。煙突の中は外気より熱いので気圧差で上昇気流が発生しドンドン煙突の下から空気が吸い込まれ
軽くなった熱しられた空気は上へ抜けていくやつだ。
この煙突の中には常に新鮮な酸素が供給され、その豊富な酸素が盛大に燃え炭の表面を活性化させる事で強制的にCO2を発生させるって寸法だ。
かーーーまたか
ってことだ!
要するに、この煙突みたいな物の中に炭を突っ込んで、下から着火剤であおってやれば勝手に着くってことだ。
使うのと使わないのとでは半分以上の時間差が出るぜ。辛気臭くパタパタやってたら、その間にみんな飽きちまうぜw
でも、これならだれでも付けれる。備長炭ももう怖くねぇ。炭が熾きるまでに飽きられることもねえってわけだw
おめえさんらも、これからは着火マスターだぜぇ
今回は台風の中でもBBQって事だから、もたもたしてらんねえって事で速攻火おこししたけど
放置して準備完了って言うのはやっぱり良いねぇ~
これからは焚き火の季節到来だ!キャンプで焚き火して炭焚いて、炉端やって・・・
最高な時間だぜ!
これからは、おめさんらもこの楽しさを満喫できるってわけだ!
さて、俺も忙しくなってきやがった!
酒の肴を作らにゃなんね
じゃあな、あばよ!!