お世話になっております。
東京モノレールでは、天王洲アイル担当 BTW営業部tigerです。
いつの時代も、惚れた女を助ける主人公(ヒーロ-)は憧れの存在ですよね。
物語としても、王道中の王道。
スタートからゴールまではっきりしているからこそ、話が脇にそれても飽きずに視聴できる。
そんな王道ストーリーを、宮崎駿に作らせるとこんな作品が生まれます。
【未来少年コナン】
~あらすじ~
西暦2008年、超磁力兵器を使った最終戦争によりほとんどの人間は滅び、大陸は海へと沈みました。
それから20年後、少年コナンとおじいの二人だけが暮らす孤島「のこされ島」に少女ラナが流れ着きます。
地球最後の生き残りだと思っていた二人はラナを歓迎しますが、そこに科学都市インダストリアが送り込んだ、ラナを狙う兵士たちの影が忍び寄ります。
追手による激しい銃撃戦の末、ラナは連れ去られ、おじいは命を落としてしまいました。
ひとり島に残されたコナンは悲しみを乗り越え、おじいが残した言葉を胸に旅立つことを決めます。
この作品の世界観と登場人物は、【天空の城ラピュタ】の原型となっております。
主人公の「コナン」は、見た目は普通の男の子ですが野生児ということで、恐ろしい怪力と超人パワーで敵を素手でなぎ倒していきます。
(声は、めっちゃのび太君です)
精神的な弱さを無くしたパズーだと思って下さい。
〈コナンは、激情するとなぜか岩を持ち上げます。〉
〈ビル10階相当の牢獄から、ラナを抱えてジャンプし着地するコナン〉
対して、最大の悪である「レプカ」は見るからに金持ちそうなおっさんです。
ギガントという、地球を破壊した超磁力兵器を使って世界制服を企む絵に描いたような外道。
裏設定では、ムスカの末裔とされています。
〈この腹立つ顔は、ムスカそっくりですね。〉
最初は、ラナを助けるために、故郷を捨て、新たな世界に足を踏み出すコナンですが、
そこで見たものは、憎悪による生と死の争いや差別など、おじいと2人しか人間がいないと思っていたコナンからすると
カルチャーショックがハンパじゃありません。そして、唐突にラナから聞かされるラプカの陰謀。
ちょちょ….ストップ、ストップ。
女の子助けるために、知らない世界に来たのに、ついでにその世界も助けないといけないの?
なんて、文句も言わずにコナンは一言、
「やる。」
だけで、翼長176m、全長85m、高さ60mの戦術核兵器の何百倍もの破壊力を持つ空中要塞に素手で立ち向かいます。
ギガント攻略がまた、熱い展開が多くておすすめです。
〈最終戦争で全世界を滅ぼし「大変動」が起きる原因をつくった戦略爆撃機 ギガント〉
~まとめ~
文字通り何も知らない男の子が、世界を感じ、自分で考え、多くの仲間と共に大きく成長していく姿にひどく感動できます。
昨今のアニメーションには無い古臭~いアクション、のどちんこまでかっぴらいて笑う仕草など、まさに宮崎駿作品。
「天空の城ラピュタ」や「ルパン三世 カリオストロの城」など好きな方は、是非見てみてください。
私も息子が出来たら、情操教育の一つとして見せてあげたい作品の一つです。
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