本書の著者が冒頭に、「話し方ひとつで評価されてしまう。少し話をしただけで、相手の知的レベルがわかることがある。」ほんの少し話をしただけで、「この人は、賢いなぁ」、「バカな人だ」と思ったり思われたりする。そして、その最初の印象は正しいと。

話し方ひとつだが、話し方で印象が変わるなら好印象を与えられる方が良い。

 

・バカな話し方がわかれば、知的な話し方は身につく

→話し方はまさしく「思考の習慣」

 

【バカな話し方一覧】※自分の話し方を客観的に振り返ってみるのも面白いですよ。

・道徳的説教ばかりする

・他人の権威を笠に着る

・自分を権威づけようとする

・自分の価値観だけですべてを判断する

・根拠を言わずに決めつける

・ケチばかりつける →具体的にどうすればいいでしょうか?

・少ない情報で決めつける

・具体例を言わず抽象的な難しい言葉を使う →分かり易く説明するのが知性の徴である。

・詭弁を用いて自説にこだわる

・矛盾に気づかない →こんな場合には、どうなりますか?相手に気づかせる

・難解なことを言って煙に巻く →申し訳ないが、僕にもわかるように説明してくれ。

・知ったかぶりをする

・すんだことをいつまでも蒸し返す

・何でも勘ぐる

・感情に振り回される →感情に曇らされて、理性的に判断できないのは情けない事。

・優柔不断ではっきり言わない

・自分のことしか話さない

・相手が関心のないことを延々と話す

・低レベルの解釈をする

・何かにつけて目立とうとする

・自慢ばかりする

・強がりばかり言う

・人の話を聞かない →人の話をきちんと聞いてくれと要求するべき

・おべっかばかりで自分の意見を言わない

・感情の起伏が激しい

・正論ばかりをふりかざす

・ありふればことしか言わない

・ぐずぐずと話して何を言いたいのかわからない →イエス、ノーがはっきりしてこそ知的な会話になる。

※脱線しやすい人には →で、さっきの話ですが、と本筋を思い出させる。

・どんな話題もいつもの話にもっていく

・差別意識を口に出す →差別というのは、ある種の人たちを「特別な人たち」「自分たちとは違う人たち」とみなすこと。

・人の考えをすぐうのみにする →お人よしはコントロールしやすい人、だませる人

・感動癖がある

・善人になりたがる

・丁寧すぎる

・現実を正確に捉えられない 心配性と能天気

・視野が狭い

・その場その場でしか反応しない

・きれいごとの理想論ばかり言う

・スポーツ新聞などの知識を自分の意見のように話す

・バカでよいと居直る

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I.U